リビングデザインビューロの独自センスが光る、空間をスマートに見せつつ収納を持たせる工夫

2017.11.17
2面が収納スペース

 

みなさんこんにちは。前回に引き続き、LDBの家づくりのご紹介です。

 

▼前回の記事はこちらから
https://house-designs.jp/magazine/livingdesignburo_modelhouse/

 

リビングデザインビューロ(LDB)は三重県菰野町(こものちょう)に本社を置き、個性ある木造住宅の新築・リノベーションを愛知・岐阜・三重・滋賀で展開する工務店です。

 

今回、House Designsスタッフで実際にLDBのモデルハウスを見学させていただきました。モデルハウスに足を踏み入れると、LDBの独自のセンスが光る空間デザインを身体全体で感じることができます。しかし、同時に「住み心地や使い勝手は悪いのではないのかな?」と思ってしまう方もいらっしゃると思いますが、LDBは、空間デザインをスマートに見せていきながらも、使い勝手も追求した作りになっています。

 

その中で、私たちが注目したのが、手で軽く押すだけで扉が開く『プッシュラッチ扉』です。今回は、LDBの空間を創り上げる要素の一つである、プッシュラッチ扉にフォーカスしてご紹介させていただきます。

 

収納棚もプッシュラッチ
キッチンの収納扉

 

プッシュラッチ扉とは扉の開閉方法のひとつであり、扉の裏にバネが取り付けてあるので押すだけで開く仕組みになっています。手で押すだけで開閉できるので、取っ手を付ける必要がありません。また、地震などの大きな揺れが起こった際も勝手に扉が開くことがないといったメリットもあります。

 

上の写真はキッチンの収納棚です。指で軽く押すだけで扉が開くのでキッチンでの作業中も食器の出し入れがしやすくラクチンですよね。扉面が、フラットですっきりとしたデザインになるのも大きな魅力です。

 

三重県菰野町
2面が収納スペース 2面が収納スペース


一見すると、部屋の壁のように見えるこの部分も……。

 

壁を押すと、2面が収納スペースになっています。このようなカタチにすれば、お部屋全体の統一感も増しますね。

 

三重県菰野町

 

三重県菰野町

 

こちらは角のデッドスペースを上手く利用して棚を造作しています。LDBでは自社ファクトリーを抱えているため、このように角を巧みに利用した自由度の高い収納棚をオリジナルでつくることができます。もちろん扉はプッシュラッチ扉を採用。背の高い場所に棚を設ける際もプッシュラッチなら簡単に手が届きます。

 

こちらのキッチン収納は角のスペースにはプッシュラッチ扉を、それ以外は引き戸収納にしています。角の壁面を上手く利用することで空間を余すことなく有効的に活用することができます。

 

三重県菰野町
こちらは、ただの壁かと思いきや……。

三重県菰野町


壁をプッシュすると、壁面収納に!なんだか隠し扉のようで面白いですよね。

 

収納棚もプッシュラッチ

 

洗面スペースの収納棚もプッシュラッチにすることで清潔感がより一層感じられる空間に。

 

三重県菰野町


キッチンカウンターはすべてがプッシュラッチの収納棚になっています。

 

三重県菰野町


青い箱のように見えますが、こちらはクローゼット。

 

三重県菰野町玄関土間の収納棚もプッシュラッチ扉ですっきりとした空間に。


生活感を消すことで、インテリアがよく映えますね。LDBでは、自社ファクトリーを抱えることでデザイン性を維持しています。

 

続いては、実際の施工事例からプッシュラッチ扉を取り入れた例をご紹介します。

 

三重県菰野町
一枚の壁のように見えますが……。

 

三重県菰野町


こちらは大容量のクローゼット。反対側はウォークインクローゼットに。これだけ収納スペースがあるのは嬉しいですよね。なおかつお部屋のイメージも崩すことなく仕上げられています。

 

三重県菰野町


土間スペースも収納にすることで空間をフル活用。目に見えて分かる収納スペースよりも壁のように見せた収納にすることで、生活感をなくし、スマートさを保つことができます。

 

三重県菰野町


和室も取っ手がないだけで、一気にモダンで高級感を感じる仕上がりになっていますね。

 

三重県菰野町


こちらのお宅はサイドの壁面がプッシュラッチ扉の収納棚になっています。ごちゃつきやすいキッチンも清潔感を感じるスッキリとしたデザインに。

 

いかがでしたか?スマートな空間にも収納をしっかり考えた設計になっていることを感じていただけたでしょうか?

 

今回は、LDBのプッシュラッチ扉にフォーカスしてご紹介させていただきましたが、伝えたいことは「プッシュラッチ扉はかっこいいから取り入れよう!」ということではありません。LDBにとって、自分たち独自の空間デザインを追求していくと、この扉がより合っていたから採用しているのだといくことです。

 

LDBの家づくりに対する想いのこもった全体コンセプトがあるからこそ、この扉の意味がより意味を持つのだと思います。LDBの家づくりを通して、家全体のコンセプトから、そのコンセプトを細部に落とし込むにはどうしていくのかを学べた気がします。全体と細部の調和を感じたい方は、ぜひモデルハウスに足を運んでみてくださいね。