天然木で家を建てたい。木材のプロが徹底管理する渡邊工務店の木材センター

2017.12.21
渡辺工務店木材センター

渡邊工務店は明治40年の創業以来、「日本の家は、日本で育った木で造る」というこだわりのもと、厳選された東濃桧を使い、腕利きの職人が丹精込めて家づくりをしています。

 

木材は品質からこだわっており、自社で使う材木は社長自ら山まで直接仕入れに行き、敷地内に木材を管理する木材センターまでつくってしまうほど。愛知県下の工務店では、最大級の木材センターです。今回は実際に、木材センターに伺い、渡邊工務店の徹底した木へのこだわりを体験してきましたのでご紹介いたします。

 

愛知県の工務店最大級の木材センター

 

渡辺工務店木材センター

東濃ヒノキ
今回は、資材部センター長の澤さんに案内していただきました。


渡邊工務店の木材センターは愛知県下の工務店最大級の大きさです。ここでは木材の管理・検品・乾燥を一貫して行っており、厳選に品質管理した木材だけを使用しています。

 

実際に家づくりを検討されている方や、施工中のお客さまがセンター内を見学することもできます。訪れる方はみなさん本物の木の香りに感動されるそう。私たちもセンターに入った瞬間、こんなにもいい香りがするのかと、とても驚きました。また、自分自身で木を確かめることで納得して家づくりをすることができますよね。

 

東濃ヒノキ
木材センターを訪れた方たちがわかりやすいようにセンター内には順路ごとにボードが立てられています。

 

最高級品として名高い「東濃桧」

 

渡辺工務店木材センター 東濃ヒノキ天皇杯を受賞する全国屈指の製材所から東濃桧を直接仕入れ

 

化粧柱
東濃桧認定工場で生産された製材品には「認定マーク」のほかに JAS格付けによる「JASラベル」に等級・寸法・含水率・製造業社名等を表示し、その性能と品質を保証しています。

 

仕上がり含水率を徹底チェック

 

検品

検品このように含水率計測器を使用してチェック


東濃桧の魅力を最大限に引き出すために、約60度の中温乾燥を実施。ゆっくりと乾燥させることで、「内部割れ」という木材内部の割れが最小限に抑えられる他、美しい木肌、香り、艶を実現することができます。

 

木材は含水率が低くなるほど強度が増します。 そのため木材センターでは、乾燥させた後も常に含水率が15〜20%以下になるように管理しています。

 

柱材1本1本に番付をするこだわり

 

検品 木材


渡邊工務店の木への徹底したこだわりはこんなところにまで。柱材は最も適した場所や方向を考え1本1本に番付をしています。こうすることによって、棟梁や大工さんが木材を使用する際も使用場所、方向が分かるように工夫。徹底した品質管理をすることで、お客様にご納得いただける最高品質のものをお届けしています

 

直接選ぶことができる木材

 

丸太柱
和室の床の間に建てられる化粧柱「床柱」など、材質や木目にこだわりたい材木は自分で選ぶことができます。

 

一枚板
玄関の式台などに使われる一枚板

 

渡辺工務店木材センター

 

センター内では、床柱や化粧柱と呼ばれる表に見えてくる柱や、一枚板など木材を直接選ぶことができます。見える場所に使用する木材は節(ふし)と呼ばれる木の枝の根のないものが一般的ですが、節が出ているのがお好きな方は節の多いものを選ばれるそうです。

 

こうした木材一つひとつを自分自身で選ぶことができるのも木材センターがあるからこその魅力。センター内で気に入ったものがない場合は産地から仕入れることもできるそうです。

 

木材の知識を吸収できる場所

 

丸太


伐りだされた丸太を使用して、切り出し方の説明もしていただきました。丸太から無垢材を切り出す際、丸太の切り出し方によって木目の見え方が大きく変わるそうです。切り出し方は2通りあります。

 

・「柾目(まさめ)」「板目(いため)」

 

柾目は丸太の中心付近を製材したときに現れる、年輪が平行な木目。一方、板目は年輪が平行ではなく、山の形やたけのこのような形をしています。どちらが正解ということはないのでデザインとして捉えてみてくださいね。こうした木材の知識を知ることができるのは、家づくりをされている方からすると、とても面白いはずです。

 

渡邊工務店が国産天然木にこだわる理由

 

木材 加工

木材 加工

 

渡邊工務店のあるここ愛知県は、東濃桧の産地である岐阜県上流域から近い場所にあります。地産地消という言葉の通り、近隣の森林資源を有効的に生かした家づくりを進めることで、森の新陳代謝を促進し、林業の育成や環境保全に貢献していきたいという思いがあります。

 

また、桧は調湿性に優れているため、日本の多湿な気候条件との相性がよく、日本の気候風土に合う最適の木材です。このことから、渡邊工務店では国産の天然木にこだわった家づくりをしています。

 

まとめ

 

木材 搬出
木材センターから木材が運び出されていきました。


今回、渡邊工務店へ訪れて、改めて天然木の良さを知ることができました。「木は高いんでしょう?」というイメージがあるかもしれませんが決してそうではありません。本物の木で建てた家は、100年、200年と住まうことができ、お孫さんの代まで住み継ぐことができます。

 

ときに私たちは、メディアに流され本当に優良な情報を逃してしまっていることがあります。天然木は私たちには無理だと諦める前に、まずは自分たちの目でその質と良さを確かめてみてください。渡邊工務店では熟練のスタッフたちが木の魅力を丁寧に教えてくれます。ハウスデザインズでは渡邊工務店の施工事例も掲載していますので、是非そちらもご覧下さいね。